酵素がもたらす要素とは?
最近、美容や健康関連の情報で目にする機会が多い“酵素”。
ここ数年でブームになったものですが、実は私たちが生きていくうえで欠かせないものです。

酵素は細胞を働かせる触媒のようなもので、食べ物の消化や吸収分解、排泄、新陳代謝の促進、ホルモンバランスの調整などの働きをするときに必要不可欠です。
酵素ファスティングが流行っているように、デトックス効果やダイエット効果も期待できます。
酵素は体内でもつくりだせますが、20代半ばから加齢とともに急激に減少します。さらに、ストレスや偏食などで体内にある酵素の働きが鈍くなるとこれらの体内活動がスムーズに行われなくなり、その結果、便秘や肥満、生活習慣病、肌荒れ、免疫力の低下、アレルギーなどの身体の不調に繋がってしまいます。
そうなってしまわないように、体内の酵素の活動を強める最適体温(36〜37℃台)になるように身体を温めながら、食物酵素を食べ物から摂って体内にある酵素の働きを活性化させましょう。
酵素を含む食材とは?

酵素を多く含んでいるのは、新鮮な生の野菜や果物、納豆や味噌、漬け物、ヨーグルト、キムチなどの発酵食品です。
酵素は熱に弱いので、野菜や果物を摂取するときはなるべく加熱や加工をせず、生のまま食べるのがポイントです。特に大根は、すりおろして食べると酵素の量が2〜3倍になるといわれています。
脂肪を分解するリパーゼ、でんぷんを分解するアミラーゼ、タンパク質を分解するプロテアーゼと多くの消化酵素を含んでいるオススメの食材です。