冬は顔も身体もカサカサになりやすい季節。
乾燥によって粉をふいたり、かゆくなったり、赤くなったり、ひどいときは出血してしまったりと肌トラブルの元になるので、肌が乾燥してしまう原因と対策法を知っておきましょう。
なぜ肌は乾燥するの?

肌が乾燥してしまうのは空気の乾燥が原因です。では空気の乾燥はなぜ起こるのかというと、2つの要因があります。1つめは大気中の水分量が減ることです。目には見えませんが大気には水分が含まれていて、気温によって含まれている量に差が出ます。気温が高いほど大気中に多くの水分を含むことができるため、気温が低くなる冬は水分を含むことができず空気が乾燥してしまいます。2つめは暖房です。加湿機能がない暖房は空気中の水分量を変えずに温度だけを上げるため、湿度が低下し空気が乾燥してしまいます。
つまり、空気が乾燥しないようにすることが顔と身体の乾燥対策に直結するということです。部屋に加湿器を設置したり、濡らしたタオルを干したりして空気が乾燥しないように対策しましょう。
乾燥対策・ケア方法が知りたい…!

こまめに保湿をすることも大切です。
顔にも身体にも念入りに保湿クリームをなじませましょう。
顔は週1〜2回シートマスクを使ってスペシャルケアをしたり、身体は保湿効果のある入浴剤を入れて全身浴をしたり。インナーケアでは、皮膚を形成する素であるタンパク質、肌のターンオーバーを整えてコラーゲンの生成に必要不可欠なビタミンCを食べ物で摂取し、身体の内側と外側から乾燥対策を行いましょう。