シャワーよりも湯船に浸かるのがなぜ良いか

入浴は美と健康のためには欠かせないものです。さらにいうと入浴法も重要で、全身浴で肩まで湯船に浸かるのがポイントです。全身浴をすることで肩から足先までしっかり温まり、静水圧と浮力の作用で筋肉がほぐれて疲れがとれたり、心身ともにリラックスできてストレス発散になったりするので、半身浴ではなく“全身浴”がキモです。寒くなってきたこの時期は、冷え対策としても入浴を取り入れてください。シャワーだけでは体温が十分に上がらなくて身体が温まらず、水圧の影響も受けないため保温効果やリラックス効果はあまり期待できません。
では、どんな入浴が望ましいのでしょうか?
温度は「少しぬるいかな」と感じるくらいの40℃が適温で、10〜15分ほどの全身浴で十分温まります。
湯船に浸かって温まった体は…

身体が温まると血液の流れが良くなり、発汗が促進されて新陳代謝がアップします。すると身体が冷えにくくなったり、ダイエット効果が高まったり、眠りにつきやすくなって睡眠の質を高めることができたりと、いくつも嬉しい効果を実感することができます。
まっさらなお湯で全身浴をするのも効果はありますが、入浴剤を入れた方が効果はより高まります。
入浴剤にもよりますが、グリーンやピンクなどの色がついている入浴剤は視覚的にもリラックス効果があったり、炭酸ガスが入った入浴剤は温浴効果を高めてくれたり、保温効果で入浴後も身体が冷えにくくなったりします。
この冬は入浴剤を使って全身浴をし、冷えない身体を目指しましょう。